h2eQSLの紹介

============================================================================
【ソ フ ト名】  h2eQSL.EXE   HamlogwのCSVファイルを eQSL用の ADIF に変換する
【著 作 権者】  太田信博
【対応  環境】  Windows 95, 98 で動作確認済みです。
【必要なもの】  VB6ランタイム Hamlog50.DLL THDLL2VB.DLL
【ソフト種別】  フリーソフトウエア
【転載  条件】  非商用であれば転載可(事後で結構ですから連絡をお願いします)
============================================================================


    h2eQSL.exe ver5.04                2007.11.17


このソフト h2eQSL.exe にて作成されるADIF形式の
ファイルはeQSL.ccへのアップロード用としてだけでは無く
ARRL の LoTW にアップロードする為の *.tq8 に変換も使用可能です。

ARRL の LoTW にアップロードするには専用ソフトのTQSL.exe にて
ADIF を *.tq8 に変換する必要があります。
メニューの「設定」「環境設定」からの「環境設定」画面にて
TQSL.exeのパスをセットして下さい。
「参照」ボタンで探してセットも出来ますが、デスクトップにある
TQSL.exeのアイコンをマウスで右クリックしてプロパティで
表示される「リンク先」をコピーして、TQSl.exe のセットエリアに
貼り付けしてもOKです。 その後で「保存」ボタンを押して下さい。



***** 留意事項 *******

最新版の Turbo HAMLOG/Win Ver5.03 以降が必要です。 
Hamlog.hdb の読み込みに Hamlog50.DLL を使用に変更。
THDLL2VB.DLL は Th503API のものが必要です。(入手先は後述)
新しいverが公開されれば、最新版を使用の事。

Turbo HAMLOG for Windows 
Hamlog.dbs , Hamlog.dbr を使う ver 4.56d までを THW4 と記載。
Hamlog.hdb  を使う ver 5.00 以降を THW5 と記載。

THW4とTHW5では使用する THDLL2VB.dll が同じファイル名です。
しかし
THW4のデータを扱う時にはTHW5の THDLL2VB.dll では不可。(TH455API.LZH)
THW5のデータを扱う時にはTHW4の THDLL2VB.dll では不可。(TH501API.LZH)
そこで私が公開しているTHW4のデータを扱う全てのソフトでは
TH455API.LZH の中の THDLL2VB.dll タイムスタンプ 2003/12/03 を
THDLL2VB_thw4.dll とリネームして使用する様に変更しました。
THW5では TH501API.LZH の中の THDLL2VB.dll タイムスタンプ 2004/10/23 を
ファイル名は THDLL2VB.dll のままで使用させて頂きます。

THW4では Hamlog32.dll , THDLL2VB_thw4.dll を使用。
THW5では Hamlog50.dll , THDLL2VB.dll を使用。

どちらも一般的には C:\Windows\System\  か  C:\Windows\System32\ に置きますが
C:\Windows\System\ にTHW4の THDLL2VB.dll があり 
C:\Windows\System32\ にTHW5の THDLL2VB.dll がある(またはその逆)様な
時はTHW5にて不具合が出ますので混在はしないで下さい。

パソコン内に古い THDLL2VB.DLL が残っていると予期せぬ不具合が出ます。
拙作のTHW5用ソフトを使う時には必ず全ての旧 THDLL2VB.DLL は
THDLL2VB_thw4.DLL とリネームするかTHW4用のソフトを使用しないなら
削除して下さい。


このソフトは [ Turbo HAMLOG for Windows ] の Hamlog.hdb や CSV 形式のファイルを 
eQSL.cc へアップロードするための ADIF形式ファイルに変換するものです。  
入力ファイルに Cabrillo 形式を指定も出来ます。


[ 開く hdb ] で Hamlog.hdb を指定します。
ADIF に変換するデータの範囲(全データ、日付で範囲指定、番号で範囲指定)画面が
表示されます。データ件数が多い時には表示までに数秒掛かります。

[環境設定] にてHamlog.hdb の処理フォルダをセットしておけば
[ 開く hdb ] をクリックすると指定ファイルがセットされます。


[ 開く csv ] で読み込み可能は Hamlog.hdb から出力した新形式 *.csv のみです。 
Hamlog.dbs から出力した旧 *.csv は読み込み不可です。(項目数が異なります)
各項目内( 例えば Name , QTH , Rmks など )に半角のカンマが含まれていると
エラーになります。半角のカンマを項目の区切りとして判別している為です。
そのような場合には入力ファイルに Hamlog.hdb を使用して下さい。
ADIF に変換するデータの範囲の指定は出来ません。

[ 使い方 ]
h2eQSL.lzh を解凍し h2eQSL.exe , Readme.txt , Start.htm を同一フォルダに
copyして下さい。
h2eQSL_Help.lzh を解凍し h2eQSL.exe と同一フォルダ内の \Help\ に
copyして下さい。

Hamnlogのホームページより HAMLOG50.DLL , THDLL2VB.DLL を入手して
C:\Windows\System\ または C:\Windows\System32\ にコピーして下さい。


VB6については下記URLより入手した自己解凍の VB6_SP6.exe を実行し作成された
setup.exe を実行してVB6ランタイムを有効にして下さい。

初めて h2eQSL.exe を起動すると 下記の「設定画面」が表示されます。
eQSL.cc へ接続用の [ コールサイン ] [ パスワード ] を入力して
[ OK ] をクリックして下さい。
その後の起動時でも[ コールサイン ] [ パスワード ] のどちらかが
空白の場合には「設定画面」が表示されます。

[ 開く hdb ] にて自動セットされる Hamlog.hdb を指定して下さい。
「これを使用する」にレ点を付ければ [ 開く hdb ] をクリックするのみで
セットされているファイルが指定されます。

「日付で範囲指定」の時には [ UTC ] か [ JST ] かを指定して下さい。
これは範囲指定が UTC か JST のどちらかと言う意味あいです。
標準は UTC で 開始時刻は 0000  ,  終了時刻は 2359 です。

UTC を指定した時には
開始 20050113 0000 UTC ==> 2005013 0000 UTC
終了 20050113 2359 UTC ==> 2005013 2359 UTC


JST を指定した時には
開始 20050113 0000 JST ==> 2005012 1500 UTC
終了 20050113 2359 JST ==> 2005013 1459 UTC

Hamlog.hdb のQSOデータが JST の時には
UTC に変換してから出力範囲内かどうかの判定をします。

*** 注意 ***
出力データを「日付で範囲指定」で正確に抽出する事は考えないで下さい。
あくまでも目安として使用して下さい。
LoTW や eQSL にアップロードして重複があれば削除されますので
少ないよりは範囲を多めに設定して下さい。
正確な範囲のデータを抽出したいならば 「 番号で範囲指定 」 をして下さい。


h2eQSL.exe を実行したらメニューの [ 開く hdb ] 「 開く csv 」「 開く cbr 」
にて入力ファイルを指定して下さい。
入力件数が1000件より多い場合には1000件毎の分割ファイルも作成されます。
eQSL.ccに一度に余り多くのデータをアップロードすると処理に時間が掛かり過ぎて
ハングアップ状態になることが有るそうです。データは1,000件程度にと言われています。
分割されたファイルは  h2eQSL.exe  フォルダ内の \dev\ の中に入力ファイルと同じ名前で
拡張子が [ D01 ] からのものです。Bunkatu_list.txt も作成されます。
メニューの「表示」「分割ファイル」にてファイル名を指定して開けば内容確認出来ます。



「 PSK ==> PSK31 について 」
ModeのPSKをeQSL.ccに送るとエラーになるようです。
レ点マークを付ければ(初期値)PSK31に置換します。


「Comment欄について 」
相手へのコメントなどを記入します。空白で無ければ  に転記されます。

「自局の移動地 について 」
自局の移動地を記入します。空白で無ければ  に転記されます。
記入されている場合は全ての変換後のデータに転記されます。
JA局に送る場合は全角でもOKのようです。全角は半角の2文字分に計算します。

Comment欄、自局の移動地欄の両方に記入されていれば
両方の文字列を間に半角の空はうを1ケ挿入し結合して  に転記されます。


「入力ファイル指定と同時に変換処理を開始する。」
レ点を付けてから入力ファイルを指定すると「eQSL」ボタンを押さなくても
変換処理を開始します。


出力ファイルは変換元ファイルと同じフォルダーに作成されます。
分割されていないファイルは拡張子が ADI になります。
ハムログ V4.45 より CSVファイルの形式が変更になっています。新のみに対応です。
時刻がJSTはUTCに変換します。
入力ファイルが Cabrillo 形式の時は時刻変換処理はしません。


「 PSK ==> PSK31 」
Hamlog ではモードは3文字迄の制限があります。
Hamlog 上での モード PSK を ADIF 上では PSK31 と表記したい時は
クリックしてレ点を付けて下さい。

下記はソフト内にて変換させています。
PH    SSB
CW    CW
RY    RTTY
RTY   RTTY
TTY   RTTY
STV   SSTV
SST   SSTV


「 入力ファイル指定と同時に変換処理を開始する。」
クリックして レ点 を付けて置くと入力ファイルを指定すると処理開始の
「eQSL」ボタンをクリックしなくても変換処理を開始します。

「 1 ケ のファイルのデータ数 」
eQSL.ccではアップロードする1 ケ のファイルのデータ数が
1000以下と言う制限があります。初期値では1000にセットしてありますが
これを変更したい時には ▼ か ▲ をクリックして変更して下さい。


「 UpLoad 」
作成されたADIFファイルをeQSL.ccにアップロード処理する機能です。
インターネットエキスプローラを起動してログインしての処理が普通ですが
h2eQSL.exe からも出来る様にした機能です。
ただしアップロードするファイル名のセットには多少の操作・手間が必要です。
UpLoad画面のメニューの [ 操作説明 ] ( h2eQSL_help.html )にて
画像付きで説明していますので、そちらを参照して下さい。
 

【 HAMLOGからのCSVファイル出力について 】

  HAMLOGのメニュー「検索」「複合検索と印刷」「CSVファイル」にて
  必要なデータを出力します。  「CSVファイル2」はダメです!!!
  定義ファイル名には無関係で同一書式で出力されます。
  出力ファイル名の拡張子は CSV として置いて下さい。 例 Loglist.csv
  もし、拡張子がtxtとして出力した場合にはCSVにリネームして下さい。
  h2eQSLでは拡張子がtxtではファイルの存在が確認出来ません。
  HamlogからのファイルをExcelに読み込ませてから拡張子をCSV
  として保存し直すことはしないで下さい。
  通常は 01/05/24 形式ですが、念のために 2001/5/24 形式でもOKとしました。

  この詳細な説明はHAMLOGの「Help」を参考にして下さい。


【 HAMLOG50.DLL , THDLL2VB.DLL について 】
HAMLOG50.DLL , THDLL2VB.DLL を使用しています。
Hamnlogのホームページより入手して
C:\Windows\System\ または C:\Windows\System32\ にコピーして下さい。

http://www.hamlog.com/
[ DOWNLOAD ] [ TOOL ] [ Turbo HAMLOG/Win DLL仕様書 Ver 5.03 ]

又は
http://homepage3.nifty.com/jg1mou/
Th503API.lzh HAMLOG50.DLLの仕様書 2005/02/11 16:30


【 VB6ランタイムの入手について 】
 Visual Basic6.0 (SP6) 基本ランタイムセット

現在はSP6にて書いていますので、下記のどれかをどうぞ。
http://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se152941.html
http://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se188947.html
http://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se188840.html
http://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se180668.html

不足分があるようなら
VB 6.0J(SP6)ランタイムファイル群と10個のActiveX 
http://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se063979.html

個々のファイルが無い場合には下記から検索して下さい。
http://www.vector.co.jp/vpack/filearea/win/util/runtime/index.html


起動時に
「実行時エラー ’339’:
 コンポーネント’MSINET.OCX’、またはその依存関係の一つが適切に
 登録されていません。ファイルが存在しないか、あるいは不正です。」
...の様なエラーが出る時には表示されたファイルが不足していますので
Web検索にて入手してから C:\Windows\System\ または C:\Windows\System32\ に
コピーして下さい。上記OCXファイルをコピーしただけではエラーが出る様な時には
http://www.vector.co.jp/vpack/filearea/win/prog/ocx/index.html にて
ダウンロード > Windows > プログラミング > 各種OCX ActiveX の中の
( ソース付 ) REGSVR32クラス  regsvr.lzh を解凍して作成される
RG32.exe を実行してレジストリにOCXを登録して下さい。



【 ADIFについて 】
http://hosenose.com/adif/adif.html   <--  ADIFの詳細説明  ver 1.0
http://hosenose.com/adif/            <-- 色々なLogへの変換等
http://www.adif.org/adif218.htm      <--  ver 2.1.8

【 eQSLについて 】
HPを見て下さい。   http://www.eqsl.cc/

【 WT4I の Cabrillo Converter 】
http://www.cabrillotools.com/

【 Cabrilloに付いての詳細 】
http://www.kkn.net/~trey/cabrillo/


【サポート等】
  バグ修正・要望などは以下の方法でどうぞ。
  可能な範囲内にて対応の努力をさせていただきます。

  http://www10.ocn.ne.jp/~ja2bqx/


【免 責】
 エラーチェック等を十分にしておりませんので、十分な注意の上ご利用下さい。
 本プログラムを利用によって生じた全ての障害、予期しない結果等に対して
 一切責任を負いません。プログラムに瑕疵が有る場合も同様です。

【Copywrite】
 このソフト(h2eQSL.exe) の著作権はJA2BQX・太田にあります。
 Turbo Hamlog の著作権はJG1MOU・浜田氏にあります。
 Windows の著作権はMicrosoft社にあります。

【 謝 辞 】
サンプル・データの提供、バグレポートなど多数の方よりのご協力をいただいています。
その都度、コール等を記載したり、しなかったりがありますが、他意は有りませんので
ご了承下さるようにお願いします。


【改版 履歴】
Ver 5.04   2007.11.17
          モード変換設定を追加してPSK31などに対する修正をした
          TQSL.exe の起動ボタンを追加した。

Ver 5.03   2007.02.27
          Comment欄の内容が反映されない不具合を修正した。

Ver 5.02   2005.02.24
          「設定 hdb 」に空白データが有る時にエラーが出るので修正。

Ver 5.01   2005.02.15
          Th503apiの仕様変更に伴う修正をした。
          Band , Freq 変換の修正。

Ver 5.00   2005.01.17
          verを変更してTHW5用とした。

Ver 0.10t4 2004.10.29
          起動時にエラーが出るのでツールバ−を廃止した。

Ver 0.10t3 2004.10.28
          Hamlog.hdb の読み込みに Hamlog50.DLL を使用に変更。
          番号で範囲指定での読み込みの不具合を修正した。
          QSOデータの最終日付けの取得の不具合を修正した。
          [ Upload ] の初期画面表示の不具合を修正した。
          旧 Hamlog.dbs からのcsvファイルは使用不可とした。

Ver 0.10t2 2004.10.03
          QSL番号が廃止になったので変更。
          DXフラグが1から8に変更。  

Ver 0.10t1 2004.10.01
                      Hamlog のデータ構造変更した ver 4.91 のHamlog.hdb の
                      直接読み込み機能を追加した。

Ver 0.09t1 2004.02.28
           メイン画面の改修をした。
           アップロード機能の追加をした。

Ver 0.08c  2002.09.14
           入力ファイルを指定し、「開く」とすぐに変換処理を
           開始する、しないの選択・指定が出来るようにした。
           MOde の PSK は PSK31 に置き換え可能とした。(TNX 7L3IUE)
           自局の移動地をに出力可能とした。(TNX JA2BVS)

Ver 0.08   2002.05.31
           入力ファイルを指定し、「開く」とすぐに変換処理を
           開始するようにした。
           最下段にあった「for eQSL」「終了」釦をなくした。
           分割件数は1000件毎に固定した。
           [ h2eQSL.cfg ] の使用を止めた。

Ver 0.07b  2001.07.04
           分割時に最終データが出力されないバグを修正した。
           「コールサインに / を含む時は置換」はなくした。

Ver 0.07   2001.05.26
           1000件以上ある入力データは指定件数にて分割する
           ことを可能にした。
           処理状況経過バーを追加した。
           設定状況を [ h2eQSL.cfg ] に保存するようにした。

Ver 0.06   2001.05.24
           CSVファイルの読み込み時にeQSL.ccに必要な
           Calls欄からMode欄までのみを読み込むようにした。            

Ver 0.04   2001.05.24
           CSVファイルの日付けが 2001/5/24 形式でも可とした。

Ver 0.03   2001.04.29
           表示に横スクロール・バーを追加した。

Ver 0.02   2001.04.12
           入力ファイルに Cabrillo 形式と追加した。
           コメント消去ボタンを追加した。 

Ver 0.01   2001.04.10
         初公開




-----------------------------

【ダウンロード】  h2eQSL_.exe のダウンロード (約 190 kバイト)


 戻る